内定直結!就職イベントの選び方や活用法などを徹底解説!

就職イベントの選び方や活用法を解説するバナー。企業と学生が交流するイラスト付きで、内定直結を強調。

1〜2年生から就活を意識する学生が増加したり、少子化により優秀な人材を獲得する競争が激化したりしていることにともない、就活時期が早まっています。

しかし、キャリアプランが定まっていない場合、どのように行動すればいいかわからないという方もいるでしょう。

そのような方には、就職イベントがおすすめです。

本記事では、就職イベントの選び方や活用方法などを解説します。

この記事を参考に、就職イベントへの理解を深め、内定獲得のチャンスを広げましょう。

スーツを着た4人
目次
スーツ姿で真剣に話を聞きながらメモを取る学生たち。就職イベントの参加風景を象徴するイメージ。

就職イベントとは、学生や求職者と企業が直接出会い、情報を交換したり、マッチングしたりする場のことです。

新卒向けや若手社会人向けに開催されます。

職パレtips
就活時期が早まったことにより、学年や学部を問わず多くの学生が参加しています。
一例として、株式会社マイナビが2024年6月に実施したマイナビ合同説明会は、オンライン参加者も含めた1日あたりの学生参加者数は約12,500人にのぼり、出展企業数はおよそ160社に達しました。

就職イベントにはさまざまな種類があり、それぞれ目的や内容が異なります。

代表的な就職イベントは、以下のとおりです。

主な就職イベント

  • 合同企業説明会
  • 業界・職種特化型イベント
  • マッチングイベント合同企業説明会
  • 選考直結イベント
  • オンライン就職イベント

合同企業説明会

合同企業説明会とは、複数の企業が学生に向けて自社の事業内容や採用情報を説明する就職イベントです。

来場者は、自由に企業ブースを回りながらさまざまな企業を比較できます。

また、担当者から直接話を聞けるため、求人票や公式サイトに記載されていない情報を得られるでしょう。

就活を本格的に始める前に情報収集したいという方には、合同企業説明会がおすすめです。

業界・職種特化型イベント

業界・職種特化型イベントとは、特定の業界や職種に関心のある学生を対象に開催される就職イベントです。

同じ分野に属している企業が多数参加するため、より専門的な情報を得られます。

業界理解を深めたい人や志望分野が明確な人には、業界・職種特化型イベントがおすすめです。

マッチングイベント

マッチングイベントとは、学生と企業が少人数で交流し、相互理解を深めることを目的とした就職イベントです。

座談会形式やグループワークを通じて、企業側は学生の人柄や意欲を見極めます。

少人数で実施されるため、学生も企業の雰囲気を直接感じられるでしょう。

また、選考に直結することもあり、早期内定を狙えるイベントとして注目されています。

選考直結イベント

選考直結イベントとは、企業がその場で学生を評価し、面接や内定などの選考に直接つなげることを目的とした就職イベントです。

エントリーシートなしで面談に進めたり、イベント当日に一次選考を実施したりすることもあります。

早期に内定を獲得したい学生には、選考直結イベントがおすすめです。

オンライン就職イベント

オンライン就職イベントとは、Zoomや専用プラットフォームを通じて自宅から参加できる就職イベントです。

企業説明や座談会、個別面談などをオンライン上で実施します。

場所を問わず多くの企業と接点を持てるため、効率的に情報を収集できるでしょう。

また、移動の手間がなく、地方学生にも参加しやすいことも魅力のひとつです。

その一方で、画面越しでも積極性や印象を伝える工夫が求められます。

採用担当者との面談でメモを取る手元。就職イベントのメリットを象徴する具体的なシーン。

就職イベントに参加すると、就活が有利に進むことがあります。

ここからは、就職イベントに参加するメリットを5つ紹介します。

メリット

  • 採用担当者と直接話せる
  • 一度に複数の企業を比較できる
  • 書類選考なしで面談や面接に進めることがある
  • モチベーションが上がる
  • 人脈を広げられる

採用担当者と直接話せる

就職イベントは、企業の採用担当者と直接話せる貴重な機会です。

企業の雰囲気や求める人物像をリアルに把握できます。

求人票や公式サイトだけでは得られない情報を知ることで、入社後のミスマッチを減らせるでしょう。

一度に複数の企業を比較できる

就職イベントでは、一度に複数の企業の説明を聞けます。

そのため、効率よく業界や企業を比較検討ができます。

また、短時間で多くの情報を収集できるため、自己分析のためにたくさんの情報がほしい方におすすめです。

書類選考なしで面談や面接に進めることがある

企業側は、優秀で意欲の高い学生と早期に接点を持ちたいと考えています。

そのため、就職イベントでは、参加者限定で書類選考なしに面談や面接へ進める特典が用意されていることがあります。

通常の選考よりもスムーズに進められるため、早期内定獲得が期待できるでしょう。

モチベーションが上がる

就職イベントに参加すると、同じ目標を持つ学生や熱意ある企業の話に触れられます。

自分と同じように頑張っている仲間に出会うことで、就活へのモチベーションが自然に高まるでしょう。

また、現場のリアルな声や先輩の経験談を聞くことで、自分の進路をより具体的にイメージできます。

前向きな気持ちで就職活動に取り組みたい方は、就職イベントに参加してみてください。

人脈を広げられる

就職イベントには、企業の採用担当者だけでなく、同じ就活生や先輩学生も参加しています。

就職イベントに参加すると、就活に関する情報を交換したり、悩み相談ができる仲間ができたりするでしょう。

また、イベントで築いた縁が将来のキャリアにもつながることもあります。

図書館で資料を見ながら就職イベントの準備を進めるスーツ姿の学生。真剣に取り組む様子。

近年は、さまざまな企業や団体が就活イベントを開催しています。

限られた期間ですべての就活イベントに参加するのは難しいでしょう。

そのため、自分に合った就活イベントを選ぶ必要があります。

ここからは、就職イベントの選び方を5つ紹介します。

就活の悩み

| 就活イベントを選ぶときは、自分が抱えている就活の悩みをもとに選びましょう。

就活中の悩みに応じて就職イベントを選ぶことで、より効果的に不安を解消できます。

一例として、業界研究に迷っている場合は合同説明会、自己分析が苦手な場合はキャリア相談付きのイベントに参加してください。

また、目的に合ったイベントに参加することで、自分に必要な情報やアドバイスを効率よく得られます。

参加している企業

| 就活イベントを選ぶときは、就職イベントに参加している企業に注目しましょう。

参加企業を基準に就職イベントを選ぶことで、自分の興味や志望に合った情報を効率よく得られます。

とくに、気になる企業が出展している場合は、採用担当者から選考に有利になる情報を直接聞けるだけでなく、志望動機も深掘りできるでしょう。

さらに、業界や企業の比較もしやすく、効果的に企業研究できます。

スケジュール

| 就活イベントを選ぶときは、自分のスケジュールを考慮しながら選びましょう。

就職イベントは、開催日時や所要時間が異なります。

自分のスケジュールに合ったものを選ぶことで、学業やアルバイトと両立しながら効率よく参加できます。

また、予定が詰まっている方や遠方の企業が主催する就職イベントに参加したい方には、オンライン開催や短時間で参加できるイベントもおすすめです。

無理なく継続的に就活を進めるために、スケジュールを踏まえて就職イベントを探しましょう。

主催者の信頼性

| 就活イベントを選ぶときは、主催者に信頼性があるかをチェックしましょう。

信頼できる主催者のイベントに参加することで、安心して就活に役立つ情報や機会を得られます。

とくに、大学や自治体、大手就職支援会社などが主催するイベントは、運営体制が整っており、参加企業の質も高い傾向があります。

運営企業の公式サイトだけでなく、参加者の口コミなどもチェックしてください。

参加形式

| 就活イベントを選ぶときは、参加形式をチェックしましょう。

就職イベントの主な形式は、対面型とオンライン型の2つです。

対面型では企業担当者と直接交流でき、雰囲気を肌で感じられます。

その一方で、オンライン型は移動の手間がなく、全国の企業にアクセスできます。

ライフスタイルや目的に応じて、最適な就職イベントを選びましょう。

就職イベントで資料を確認しながら相談を行うビジネススーツ姿の2人。イベント活用の具体的な場面を象徴。

ここからは、就職イベントを活用して内定を獲得するまでの流れを説明します。

申し込み

| 就職イベントに参加するためには、主催者の公式サイトや就活情報サイトから申し込みましょう。

就職イベントの申し込みには、氏名や大学名、学年などの基本情報に加え、志望業界などを入力することもあります。

とくに、定員制のイベントや人気企業が出展する場合は、早めに申し込みましょう。

就職イベントへ参加する

申し込みが完了したら、就職イベントへ参加します。

就職イベント当日は、以下のようなものが必要です。

就職イベントの主な持ち物

  • 筆記用具
  • スケジュール帳
  • クリアファイル
  • 身分証明書
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • 履歴書やエントリーシート(選考直結イベントのみ)
  • 名刺(ある人のみ)

| 対面での就職イベントへ参加する場合は、交通機関が遅延することなどを考慮して早めに到着できるようにしましょう。

フォローアップ

| 気になる企業があった場合は、イベント後に感謝のメールを送ったり、説明会や選考にエントリーしたりしましょう。

就職イベント後のフォローアップは、印象を深めるうえで重要です。

興味を持った企業には、お礼メールや質問への返信を送り、積極性をアピールしてください。

男性

メールの例文①


件名:〇月〇日 就職イベントでのご説明への御礼

株式会社◇◇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。▢▢大学☆☆学部の[氏名]と申します。

先日は就職イベントにて、貴社の企業説明を拝聴する機会をいただき、誠にありがとうございました。

社員の皆様の雰囲気や、貴社が大切にされている「挑戦する文化」に強く惹かれ、さらに関心が高まりました。

今後の選考に進める機会があれば、ぜひご案内いただけますと幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

男性

メールの例文②


件名:就職イベントでのご対応の御礼

△△株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。▢▢大学☆☆学部の[氏名]です。

〇月〇日の就職イベントでは、ブースにて丁寧にご説明・ご対応いただき誠にありがとうございました。

〇〇様のお話を通じて、貴社が社員の成長に力を入れておられる点に大きな魅力を感じました。

ぜひ今後の採用情報等を継続して拝見したく存じます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

また、就職イベントで得た情報や気づきを整理し、エントリーシートや面接対策に活かすことで、選考の通過率が高まります。

さらに、名刺やパンフレットも見返し、企業ごとの特徴を明確にしておくことで、今後の選考に向けた準備がスムーズに進みます。

選考へ進む

エントリーが済むと、企業から説明会や選考への案内が届きます。

就職イベントによっては、イベント内で直接スカウトされたり、選考を実施する場合もあります。

| 就職イベント後は、企業ごとの連絡を見逃さず、迅速に対応することを意識しましょう。

また、通常の選考同様、入念に選考準備を進めてください。

内定を獲得する

選考がすべて終わると、内定を獲得できます。

内定獲得後は、企業から内定通知が届き、承諾の意思を確認されるのが一般的な流れです。

| 内定承諾書の提出や、今後のスケジュール(入社前研修や健康診断など)の案内があるため、見逃さないようにしましょう。

また、他社選考を継続する場合は慎重に対応し、最終的に進路を決定したら各企業に連絡を入れてください。

就職イベントで資料を確認する手元の様子。グラフが記載された資料を持ちながら考える参加者。

就職イベントは、参加するだけで必ず選考に有利になるというわけではありません。

イベント内での言動によっては、採用担当者へ悪い印象を与えることがあります。

ここからは、就職イベントでよくある失敗を5つ紹介します。

準備不足

準備不足のまま就職イベントに参加すると、企業情報を十分に把握できません。

そのため、適切な質問や自己PRができず、採用担当者に印象を残せない恐れがあります。

以下のような準備を済ませてから就職イベントに参加しましょう。

就職イベント前にやるべきこと

  • 出展企業の事前調査
  • 自己紹介や自己PRを考えておく
  • 持ち物を確認する
  • タイムテーブルを把握する

カジュアルすぎる服装

就職イベントによっては、服装が自由なことがあります。

しかし、カジュアルすぎる服装で参加すると、企業に対して悪印象を与えてしまいます。

とくに、対面イベントでは第一印象が大切です。

以下のような服装は避け、服装はスーツやビジネスカジュアルなど、場にふさわしい格好を心がけましょう。

就職イベントで避けるべき服装

  • Tシャツ
  • ジーンズ
  • パーカー
  • スニーカー
  • ミニスカート
  • ノースリーブ
  • シワだらけのシャツ
  • 派手なアクセサリー
  • においの強い香水

不適切な言葉遣い

就職イベントでの不適切な言葉遣いは、企業に対して社会人としての常識やマナーが欠けている印象を与えてしまいます。

さらに、敬語の使い方や丁寧な話し方ができていないと、評価が下がりかねません。

採用担当者との会話では、以下のような言葉遣いを避け、ビジネスマナーを意識して発言しましょう。

就職イベントで避けるべき不適切な言葉遣い

  • 若者言葉・スラング(例:マジですか?)
  • 語尾が曖昧な口語(例:~とかって感じです。)
  • タメ口(例:~っすね。)
  • ネガティブな発言(例:御社ってブラック企業なんですか?)
  • 興味がなさそうな発言(例:とりあえず話を聞きに来ました。)

目的が曖昧

就職イベントに目的が曖昧なまま参加すると、得られる情報が漠然とし、時間を無駄にしてしまいます。

何を知りたいのか、どんな企業に興味があるのかを明確にすると、会話の質も上がり、有意義な時間を過ごせます。

また、目的に合った質問を事前に考えておくと、効率的に話を聞けるでしょう。

メモを取らない

就職イベントでメモを取らないと、企業から得た貴重な情報や担当者の話を忘れてしまいます。

そのため、就職イベントで得た情報を企業研究や志望動機の作成に活かせなくなるでしょう。

また、複数の企業を訪問する場合、メモを取らないと内容が混ざってしまいます。

後から振り返るためにも、話の要点や印象をその場で記録しましょう。

参考書を開きながら赤ペンでメモを取る手元。就職イベント以外の準備活動を象徴する場面。

就活を有利に進めたい人が参加すべきイベントは、就職イベントだけではありません。

ここからは、就職イベント以外で就活生が参加すべきイベントを5つ紹介します。

指をさしている女性

インターンシップ

インターンシップとは、学生が企業で実際の仕事を体験できる制度です。

実務経験を通じて、業界理解や職種の適性を理解することを目的としています。

主な開催時期は、夏(6〜9月)と冬(12〜2月)です。

期間は、1日から数週間、長期では数ヶ月にわたることもあります。

企業によっては、インターン参加者に特別な選考枠を設けていることもあります。

指をさしている女性

就活対策セミナー

就活対策セミナーとは、学生が就職活動を効果的に進めるために大学や自治体、民間企業が開催する講座や説明会です。

自己分析や履歴書・ESの書き方、面接対策、グループディスカッション練習など、就活に必要な知識やスキルを身につけることを目的としています。

開催時期は通年ですが、エントリーが本格化する3月前後に集中します。

就活初心者や選考で悩んでいる学生にとって、有益なサポートになるでしょう。

指をさしている女性

業界・職種研究セミナー

業界・職種研究セミナーとは、学生がさまざまな業界や職種について理解を深めるためのイベントです。

自分に合った業界・職種を見つけることや、企業選びの軸を明確にすることを目的としています。

大学のキャリア支援イベントや民間企業主催で通年実施されていますが、とくに就活準備が本格化する秋〜春にかけて増える傾向があります。

また、企業の担当者や現場社員から直接話を聞ける機会もあるため、リアルな情報収集ができるでしょう。

指をさしている女性

OBOG訪問

OBOG訪問とは、志望する企業で働く大学の卒業生(OB・OG)を訪ねて話を聞く機会です。

仕事内容や職場の雰囲気、キャリアステップなど、求人情報や説明会だけではわからない企業の内情や風土を把握できます。

開催時期に決まりはありませんが、エントリー前の情報収集として秋〜冬にかけて実施する学生が多く、就活準備の早期段階から積極的に活用されます。

指をさしている女性

キャリアセンター主催のイベント

キャリアセンターでは、学生の就職活動を支援するために各種イベントを開催しています。

一例として、自己分析や履歴書の書き方、面接対策、業界研究、企業説明会などがあります。

学内で気軽に参加できるため、就職活動を始めたばかりの人でも安心して利用できるでしょう。

通年開催していますが、とくに就活が本格化する3〜6月や秋頃に集中します。

ぐーの手をした男性
オッケーの手をした女性

今回は、就職イベントの選び方や活用方法などを解説しました。

就職イベントは、オンラインで開催されているものもあり、無料で参加できるため、多くの就活生が参加しています。

その一方で、何の目的もなく参加すると、時間の浪費になってしまいます。

入念に準備しながら就職イベントを有効活用し、就活を有利に進めましょう!

 職パレロゴ

男性と女性

今回は、就職イベントの選び方や活用方法などを解説しました。

就職イベントは、オンラインで開催されているものもあり、無料で参加できるため、多くの就活生が参加しています。

その一方で、何の目的もなく参加すると、時間の浪費になってしまいます。

入念に準備しながら就職イベントを有効活用し、就活を有利に進めましょう!

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