ミドル転職を成功させる秘訣|40代・50代が選ばれる人材になるためには?

40代・50代向けのミドル転職成功の秘訣を解説する記事のサムネイル画像 成長を象徴するグラフとステップアップを表現したアイコン付き
年齢を強みに変える!ミドル世代が知っておくべき転職のポイントを詳しく解説

「ミドル転職」とは、主に40代・50代のビジネスパーソンが、これまで培ってきた経験や専門性を活かして即戦力として新たな企業へ転職することです。

ミドル転職は、若手の転職とは異なる難しさと同時に、大きな可能性を秘めています。

その一方で、

ミドル転職は年齢がネックになるのでは?

ミドル転職向けの求人が少ないのでは?

と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ミドル転職を成功させるためにおさえておきたいポイントを解説します。

この記事を参考に、ミドル転職のポイントを理解し、自分の強みを最大限に活かした転職活動を進めましょう。

スーツを着た4人
目次
デスク上に置かれた履歴書やジョブアプリケーション、コーヒーカップ、キーボード、時計 ミドル転職が注目される背景を解説するセクションのイメージ画像

ミドル転職とは、4,50歳代の中堅層(ミドル世代)がこれまで培ってきた実績やスキルを活かして転職することです。

厚生労働省によると、2023年時点で40〜50歳の転職・入職率は、以下のとおりでした。

40~44歳45~49歳
男性6.3%5.3%
女性11.4%8.9%

参照元:3 転職入職者の状況|厚生労働省

また、一般職業紹介状況(職業安定業務統計)によると、2020年3月時点で新規求人倍率が40〜44歳は1.92、45〜49歳は1.78と売り手市場になっています。

では、なぜミドル世代の転職が注目されているのでしょうか?

ミドル世代の転職が注目されている主な要因として、以下の4つが挙げられます。

人材不足

ミドル世代の転職が注目されている要因のひとつは、多くの業界で人材不足が深刻化していることです。

近年、少子高齢化の影響により若手人材の確保が難しくなり、即戦力として活躍できる人材への需要が高まっています。

それにより、業務経験や専門知識を持つミドル世代が重要な戦力として見直されるようになりました。

また、教育コストを抑えながら早期に成果を期待できることも、ミドル世代を採用するメリットのひとつです。

終身雇用制度の崩壊

終身雇用制度とは、企業が新卒で採用した社員を定年まで雇い続けることを前提とした日本独自の雇用慣行です。

このような終身雇用制度の考え方が弱まり、企業と個人の関係性が変化していることもミドル転職が注目されている要因のひとつです。

以前は、一社で定年まで働くことが一般的でしたが、現在では雇用の流動化が進んでいます。

さらに、企業側も年齢より役割や成果を重視する傾向が強まり、ミドル世代の採用に対する心理的なハードルが下がりました。

このような企業の変化により、ミドル世代の転職は特別な選択ではなくなりつつあります。

キャリア観の変化

キャリア観とは、働くことや仕事を通じてどのような人生や成長を実現したいかという個人の価値観のことです。

このような働く側のキャリア観が変化していることも、ミドル世代の転職が増えている要因です。

ミドル世代の転職と聞いて、年収UPを目的にしているイメージを持っている方は少なくないでしょう。

しかし、株式会社マイナビの調査によると、40代が転職活動を始めた理由として「仕事内容に不満があった」と回答した人が29.2%、「会社の将来性、安定性に不安があった」と回答した人が23.7%というように、収入面以外のことを踏まえて転職を検討するミドル世代が増えてきました。

このように、ミドル世代のキャリア観が変化したこともミドル転職の動向に関連しています。

DXの促進

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用して業務や組織、ビジネスモデルを変革し、企業や社会の価値を高めていく取り組みのことです。

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の調査では、2023年時点で37.5%の企業が全社的にDXに取り組んでいると回答しました。

このようなDXの促進により、企業が求める人材像も変化しました。

一例として、業務改革やデジタル化を進めるには、現場を理解したうえで変革を推進できる人材が求められるようになりました。

さらに、業務経験とマネジメント力を併せ持つミドル世代は、DXによる業務改革を推進する役割を担いやすい存在とされています。

このように、ミドル世代は、新しい技術を活用しながら組織を動かせる人材として期待が高まっています。

「CHANGE」と書かれた木のブロックが積み重なり、その中に「CHANCE」と書かれた黄色いブロックが挟まれている ミドル転職で求められるスキルや実績を解説するセクションのイメージ画像

40,50歳代であればだれでもミドル転職を成功させられるというわけではありません。

ミドル転職を成功させるためには、企業が求めている実績やスキルを持っていることが求められます。

ここからは、ミドル転職で求められる実績やスキルの代表例を10個紹介します。

定量的な実績

ミドル転職では、成果を数値で説明できる実績が最も重要な評価ポイントです。

一例として、「売上〇%向上」や「コスト〇円削減」、「業務時間〇%短縮」など、具体的な数字があると企業は活躍イメージを描きやすくなります。

とくに、営業職やマーケティング職などの数字を意識する職種でのキャリアアップを目指す方は、定性的な実績を伝えられるようにしておきましょう。

マネジメント経験

ミドル転職では、組織やチームを率いたマネジメント経験が求められます。

一例として、「営業10名ほどのチームをまとめて売り上げ目標を達成させた」や「管理職として部署全体の業務効率改善に注力した」など、人数規模や役割、目標設定、進捗管理などを具体的に語れると、即戦力としての期待が高まります。

とくに、店舗の店長やプロジェクトマネージャーへのキャリアアップを検討している方は、マネジメント経験をおさえておきましょう。

人材育成経験

ミドル世代には、人を育ててきた経験も期待されます。

一例として、「業務知識やスキルが不足しているメンバーに対し、OJTや段階的な業務依頼を実施した」や「定期的な面談や評価制度を活用し、課題と期待を明確に伝えた」など、部下や後輩に対してどのように指導し、成長や成果につなげたのかが重要視されます。

とくに、キャリアアドバイザーや管理職としてキャリアアップしたい方は、人材育成経験をアピールできるようになりましょう。

課題解決力

ミドル世代はさまざまな経験を積み重ねていることを前提に評価されます。

そのような経験をもとに、問題の本質を見極め、選択肢を整理し、行動に落とし込む「課題解決能力」がミドル世代には欠かせません。

とくに、コンサルティング業界や製品・品質管理職などでのキャリアアップを目指している方は、具体的なエピソードを含めて課題解決能力をアピールできるようになりましょう。

意思決定能力

新卒や第二新卒をはじめとした若手社員は、意思決定のスピード感やマニュアルをもとに的確に行動する能力などが求められます。

その一方で、管理職を経験している割合が高いミドル世代は、責任ある立場で物事を判断する意思決定能力が求められます。

正解がない状況でも、情報を集め、自ら決断し結果に向き合った経験は、転職市場において高く評価されるでしょう。

とくに、メディア等の編集長やCOO(最高執行責任者)などとしてキャリアアップしたい方は、意思決定能力をアピールできるようになりましょう。

高い専門性

ミドル転職では、特定分野における高い専門性が大きな武器になります。

一例として、法務、経理・財務、ITなどのスキルを保有していると、市場価値が高まります。

また、同じ業界で長期間活躍した経験やチームリーダーとして記録した実績などは、若手社員には真似できないミドル世代ならではの魅力です。

とくに、アーキテクトや法務担当など、専門性が高い職種でのキャリアアップを目指す方は、実績づくりや資格取得などで専門性を高めましょう。

コミュニケーション能力

仕事では、立場の異なる人と円滑に関係を築くコミュニケーション能力が欠かせません。

ミドル転職でも、このようなコミュニケーション能力が求められます。

一例として、上司や部下、取引先など多様な相手と信頼関係を構築してきた経験は強みになります。

とくに、カスタマーサクセス領域のCSマネージャーや教育業界のスクールマネージャーなど、人と関わる機会が多い職種でのキャリアアップを目指す方は、コミュニケーション能力を身につけておきましょう。

調整力

ミドル世代は、利害関係を調整し、物事を前に進める力が求められます。

一例として、「意見や優先順位が対立する中、各部署の事情を整理し共通目標を設定した」や「取引先や協力会社との条件交渉やスケジュール調整を担当した」など、部署間や社外との調整により、合意形成を図った経験は即戦力として評価されるでしょう。

また、衝突や意見対立をどう乗り越えたかを語れると、実務力が伝わりやすくなります。

環境適応能力

環境適応力は、ミドル転職で重視される要素のひとつです。

柔軟性が高い若手社員とは異なり、仕事観が固まっているミドル層は、慣れ親しんだ環境以外で高いパフォーマンスを発揮するのが苦手という方も少なくありません。

そのような中で、企業文化や業務の進め方が変わっても自ら考え行動できる能力は、大きな強みになるでしょう。

外資系企業の日本法人立ち上げメンバーや新規事業開発担当など、常に変化が求められる職種では、環境適応力が重視されます。

学習意欲

学習意欲は、ポテンシャル採用がメインである第二新卒等の若手社員に求められる印象が強いかもしれません。

しかし、社会や仕事の変化に対応するために、新しい知識やスキルを学び直し、職業能力を再構築する「リスキリング」が注目され始めている現代では、ミドル世代であっても学び続ける姿勢は高く評価されます。

とくに、DX推進部門の社内IT企画やデータアナリストなど、常にインプットが求められる業界や職種でのキャリアアップを目指す方は、学習意欲をアピールできるようになりましょう。

「NEW JOB」と書かれた黒板に、クリックを象徴する手のアイコンが触れている ミドル転職を成功させる7つのポイントを解説するセクションのイメージ画像

ミドル転職を成功させるためには、いくつかやるべきことがあります。

ここからは、ミドル転職を成功させるポイントを7つ紹介します。

市場価値を把握する

| ミドル転職を成功させるためには、まず自分の市場価値を正しく把握しましょう。

市場価値とは、転職市場において自分の経験やスキルがどれだけ評価され、どのような条件で求められているかを示す指標のことです。

市場価値は、以下のような要素が組み合わさっています。

市場価値の主な構成要素

  • スキル・専門性
  • 経験・実績
  • 再現性(汎用性)
  • ポータブルスキル(汎用スキル)
  • 経験の深さ・キャリアの厚み

ミドル転職を成功させるためには、これまでの経験やスキルが、転職市場でどの程度評価されるのかを客観的に把握しましょう。

客観的な視点から市場価値を把握したい方は、市場価値診断ツールを利用したり、転職エージェントへ相談したりしてください。

また、応募書類や面接で市場価値をアピールするときは、以下のように具体的なエピソードを踏まえましょう。

男性

具体例①


前職では営業部門の責任者として、売上が伸び悩んでいた既存顧客を分析し、提案内容と営業プロセスを見直しました。

その結果、1年で担当部門の売上を前年比120%まで伸ばしました。

同様の課題に対して、貴社でも再現性のある形で貢献できると考えています。

男性

具体例②


私は、これまで10名規模のチームをマネジメントしました。

その中で、業務の属人化解消と育成体制の構築に取り組んできました。

一例として、業務手順の標準化と定期的な1on1を導入したことで、メンバーの定着率が向上し、チーム全体の生産性改善につながりました。

組織全体の成果を高められることが、私の強みであると考えています。

男性

具体例③


私は、前職で現場の課題を整理し、仕組み化する役割を担ってきました。

具体的には、実際に業務フローを見直すことで、残業時間を月平均30%削減した実績があります。

このように、専門知識だけでなく、現場に定着させるところまで実行できる点が私の強みです。

市場価値について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

転職の目的を明確にする

| ミドル転職を成功させるためには、転職の目的を明確にしておきましょう。

以下のように、年収アップややりがい、働き方の改善など、何を優先したいのかを整理することで、転職活動をスムーズに進められます。

ミドル転職の目的例

  • 役職定年や評価制度による将来不安を解消する
  • より大きな組織や高い裁量を持つ立場でマネジメントや組織づくりに関わりたい
  • 今後10年以上を見据えて安定して働けるキャリアと待遇を確保したい
  • DXや事業変革のフェーズにある企業で、業務改善や改革を進めてきた経験を活かしたい
  • 成果を出しながらも持続可能な働き方を実現したい

面接で転職理由を伝えるときは、転職に前向きであることをアピールしましょう。

男性

具体例①


私は、これまでの経験を最大限に活かせる環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

現職では業務が細分化され、自身の専門性やマネジメント経験を部分的にしか発揮できない状況が続いています。

転職後は、より広い裁量を持ち、事業や組織全体に貢献できる環境で成果を出したいと考えています。

男性

具体例②


私は、組織づくりや人材育成に主体的に関わりたいと考え、転職を決意しました。

これまでも後輩指導やチーム運営には携わってきましたが、現職では十分な裁量を持てない状況でした。

今後は、人を育てることを通じて組織全体の成果向上に貢献できる立場で働きたいと考えています。

男性

具体例③


今後10年を見据え、長期的に安定して働けるキャリアを築きたいと考え、転職を意識するようになりました。

40代・50代を迎え、短期的な成果や役職だけでなく、継続的に価値を発揮できる環境を重視するようになっています。

これまでの経験を活かしながら、腰を据えて貢献できる企業を選びたいと考えています。

謙虚な姿勢を意識する

| ミドル転職を成功させるためには、これまで以上に謙虚な姿勢を意識しましょう。

経験が豊富であっても、新しい環境では学ぶ立場になる場面が必ずあります。

素直に意見を聞き入れる姿勢は、企業側に柔軟性や協調性を感じさせる要素になります。

なお、謙虚な姿勢は重要ですが、過度にへりくだりすぎて自信がないように思われないようにしましょう。

これまでのキャリアと親和性の高い職種を選ぶ

| ミドル転職を成功させるためには、これまでのキャリアと親和性の高い職種を選びましょう。

ポテンシャル採用が多く将来性がある若手社員と比較すると、ミドル世代の未経験転職の成功率が低い傾向があります。

また、未経験転職が成功したとしても、給与等の条件が悪くなることも少なくありません。

経験を活かせる分野であれば、即戦力として評価されやすく、選考通過率も高まります。

なお、自分に合った職種が分からないという方は、適職診断を受けたり、転職エージェントへ相談したりしてみてください。

人脈を活用する

| ミドル転職を成功させるためには、これまで築いてきた人脈を積極的に活用しましょう。

ミドル世代は、社内外問わず多くの人と関わります。

元同僚や過去に関わったことのある取引先からの情報は、求人票だけでは分からない実情を知る手がかりになるでしょう。

さらに、過去に関わった方からの紹介で採用選考を受けられることもあります。

なお、リファラル採用は、選考辞退しにくいなどのデメリットもあります。

リファラル採用を利用したいは、メリット・デメリットを理解したうえで検討しましょう。

ミドル転職専用の転職支援サービスを活用する

| ミドル転職を成功させるためには、ミドル層向けの転職支援サービスを活用しましょう。

ミドル転職専用の転職支援サービスでは、管理職や専門職など、経験者向けの非公開求人を紹介してもらえることがあります。

さらに、市場理解の深いアドバイザーのアドバイスは、転職活動全体の質を高めてくれるでしょう。

特定の業界に特化した転職サービスを活用する

| ミドル転職を成功させるためには、特定の業界に特化した転職サービスを利用しましょう。

特定の業界に特化した転職サービスでは、業界事情に詳しい担当者から、的確な求人提案や選考対策を受けられます。

さらに、専門性を正しく評価してもらうことで、納得感のある転職を実現できるでしょう。

生鮮業界や寿司職人業界など、特定の業界に特化した転職支援サービスをお探しの方は、以下のようなサービスをご利用ください。

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今回は、ミドル転職を成功させるためにおさえておきたいポイントを解説しました。

ミドル転職を成功させるために必要なのは、年齢に対する不安ではなく、自分の経験や強みをどう活かすかという視点です。

入念な準備と戦略をもとに転職活動へ臨むことで、40代・50代でも選ばれる人材になれます。

本記事を参考に、ミドル転職への理解を深め、自信を持って次のキャリアへ踏み出しましょう!

 職パレロゴ

男性と女性

今回は、自分の市場価値を確認する方法について解説しました。

転職活動は、人生やキャリアを見つめ直す大きな転機です。

自分の市場価値を把握することは、転職活動の第一歩として大いに役立つでしょう。

本記事を参考に、自分の市場価値を見極め、後悔のない転職を実現しましょう。

転職活動の進め方でお困りの方は、転職エージェントなどの専門家へ相談してみてください。

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