就活に出遅れても大丈夫!時期別の対処法と内定獲得までの流れ

就活に出遅れた人向けに時期別対処法と内定獲得までの流れを解説した記事のサムネイル画像。
就活に出遅れたと感じても心配無用!時期ごとの具体的な対処法と効率的に内定を目指すためのステップを詳しく解説します。

近年、就活の早期化が進んでいます。
本格的に就活が始まる3・4年生だけでなく、1・2年生からインターンに参加する学生も増えている状況です。

そのため、周囲の友人がインターンや説明会に参加し始めると、不安を感じる人も少なくありません。
「もう就活を始めるのが遅いのではないか」と焦る場面も増えています。

また、初めて就活を意識したばかりの人は、何から手を付ければよいのか迷いやすいです。
結果として、動き出すタイミングを逃してしまうケースも見られます。

しかし、就活は早く始めた人だけが成功するものではありません。

状況に応じて適切に行動することで、時期が遅くても内定を獲得することは十分に可能です。

そこで、本記事では就活に出遅れたと感じている方へ向けて情報を整理します。
時期別の対処法と、内定獲得までの流れをわかりやすく解説する内容です。

この記事を参考に、今の状況を正しく理解し、前向きに就活を進められる準備を始めましょう。

スーツを着た4人
目次
就活時期の現状を示すイメージ画像。採用スケジュールや就活の遅れを取り戻すためのポイントを解説するセクションに関連。

厚生労働省は、大学等卒業・修了予定者の就職および採用活動時期について、以下のように定めています。

採用活動日程ルール

  • 広報活動開始   :卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
  • 採用選考活動開始 :卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日   :卒業・修了年度の10月1日以降

参照元:大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について|厚生労働省

しかし、すべての就活生が上記のようなスケジュールで就活を進めているわけではありません。

職パレtips
内閣府によると、3年生の2月までに内々定を獲得した学生は約3割です。
一方で、4年生の5月になると、内々定の獲得率は8割程度まで上昇しています。
昨今の就活は、従来のように4年生の4月がピークですが、それ以前から内々定を獲得している学生の割合も増えています。

また、就活準備の第一歩であるインターンシップの参加率も増加傾向にあります。

実際に、株式会社マイナビの調査では、2017年卒のインターンシップおよび仕事体験の参加率が55.5%です。
それに対して、2026年卒の参加率は85.6%まで上昇しています。


このように、インターン参加率は大きく伸びています。
さらに、内閣府の調査における就活の期間も9カ月間程度以上が48.3%と長期化しています。

新卒採用における企業の動向

就活への意識が変化しているのは、就活生だけではありません。

企業側にも変化が見られます。

株式会社マイナビによると、2026年卒の新卒採用において、母集団(エントリー数)不足を課題としてあげている企業の割合は、68.8%でした。

また、同調査にて30.7%の企業が新卒採用の活動終了時期が想定しているよりも遅くなりそうと回答しています。

このように、新卒採用は売り手市場の傾向が強まっています。
そのため、採用時期を早めたり、インターンシップを通じて早期内定を出したりする企業が増えています。

実際に、インターンシップおよび仕事体験の実施率は、2018年卒が38.1%でした。
それに対して、2026年卒は61.9%まで上昇しています。

このように、就活生だけでなく企業側の意識も変化しています。
したがって、最新の動向に合わせて就活を進めることが、理想のキャリアを実現するための重要なポイントになります。

就活のトレンド情報について知りたい方は、新卒採用に特化した求人サイト「リクスタ」をご利用ください。

就活に出遅れる原因について考え込むスーツ姿の女性。就活の遅れを招く要因と対処法を解説するセクションに関連。

就活を始める時期が全体的に早まっている一方で、就活に出遅れてしまう人もいます。

では、なぜ就活に出遅れてしまうのでしょうか。

ここでは、就活に出遅れる主な原因を6つ紹介します。

何から始めればいいかわからない

就活に出遅れる原因のひとつは、就活の全体像が見えず、最初の一歩を踏み出せないことです。

就活は、自己分析や業界研究、エントリーなどやるべきことがたくさんあります。

あまりにタスクが多いと、優先順位がわからなくなり、逆に行動が止まりやすくなります。

また、情報収集しようとしても、内容が断片的で整理できず、余計に混乱してしまうことも少なくありません。

結果として準備段階に留まり続け、具体的な行動に移せない状態が続きます。

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まだ行動しなくても問題ないという気持ちが強くなる

就活に出遅れる原因のひとつに、今はまだ本格的に動かなくても大丈夫だと判断してしまうことがあります。

大学生活や日常に大きな変化がないため、就活の緊急性を実感しにくいことも少なくありません。

とくに、就活が本格化する以前の周囲に就活を始めている人が少ない時期ほど、その認識は強まりやすい傾向があります。

その結果、気づいたときには採用選考時期が迫り、出遅れたと感じることも少なくありません。

就活以外のことに熱中してしまう

就活に出遅れる背景には、学業やアルバイト、サークルなど他の活動を優先してしまうことがあります。

目の前の予定が忙しいほど、将来のための就活が後回しになってしまいます。

とくに、アルバイトやサークルなど、成果や達成感を得やすい活動に集中していると、就活への意識が薄れやすくなるでしょう。

その積み重ねによって、気づかないうちにスタートが遅れてしまいます。

就活への不安や恐れが強い

就活に対する不安や恐れが強いことも、出遅れる原因のひとつです。

一例として、不採用になることや他人と比較されることを想像し、行動する前に気持ちが萎縮してしまいます。

また、就活に対する自信のなさから、準備不足を理由にして動かない人も少なくありません。

結果として、終活への不安や恐れが解消されないまま時間が過ぎ、就活開始が遅れてしまいます。

就活の準備に時間をかけすぎてしまう

就活を成功させるために、準備を完璧にしようとしすぎることも出遅れる要因のひとつです。

一例として、自己分析や企業研究に正解を求め続けると、早期選考のチャンスを逃しやすくなります。

また、準備不足への不安から応募を先延ばしにし、結果的に書類選考や面接の経験を積む機会が減ってしまいます。

このように、準備と行動のバランスを取れないことが、出遅れにつながるといっても過言ではありません。

大学院入試や公務員試験がある

大学入試や公務員試験に臨んだ後に就活を進めようとすることも出遅れる要因になります。

大学院入試や公務員試験は、数か月から1年以上にわたる継続的な勉強が求められます。

とくに、専門科目や論文、面接対策などは学習量が多く、日常生活の大半を試験勉強に割かざるを得ません。

また、大学院入試や公務員試験は、一般的に以下のような就活時期に近いスケジュールで実施されます。

大学院入試の主なスケジュール(前期・一次募集)

  • 出願:5月〜6月
  • 試験:7月〜8月
  • 合格発表:8月〜9月

公務員試験(国家公務員)の主なスケジュール

  • 筆記試験(総合職):3月〜4月
  • 筆記試験(一般職):6月
  • 面接・官庁訪問:6月〜7月
  • 最終合格:7月〜8月

公務員試験(地方公務員)の主なスケジュール

  • 筆記試験(第1次):6月〜9月
  • 面接(第2次・第3次):7月〜10月
  • 最終合格:8月〜11月

このような大学院入試や公務員試験と並行して就活を進めようとすると、就活準備に必要な自己分析や企業研究の時間を確保しづらくなり、就活開始の遅れにつながります。

就活に出遅れた際の時期別対処法を学ぶスーツ姿の女性。就活の遅れを取り戻すための具体的な手順を解説するセクションに関連。

就活に出遅れたからといって諦める必要はありません。

状況に応じて適切な行動をとることで、遅れを取り戻せます。

ここでは、就活に出遅れたときの対処法を時期ごとに紹介します。

STEP

大学3年生の冬

インターンシップへの参加など、すでに就活に向けて動き出している人が多い大学3年生の冬から就活を始めるために重要なのは、焦らずに就活の全体像を把握することです。

大学3年生の冬は、自己分析や業界研究といった準備を一通り終え、実際の選考を意識し始める時期です。

出遅れを意識し始める時期ではありませんが、大学3年生の冬に就活の軸をある程度固めておくことで、春以降の行動がスムーズになります。

まずは簡潔に自己分析することで、強み・価値観・興味のある分野を言語化しましょう。

そして、同時に複数業界を広く調べ、志望先を絞り込みすぎないようにしてください。

また、合同説明会やオンラインイベントを活用し、短期間で情報収集を進めることも効果的です。

STEP

大学4年生の春

就活が本格化する大学4年生の春から就活を始めるために重要なことは、行動量です。

大学4年生の春は、説明会から選考への流れが一気に加速し、面接や適性検査が連続して入ることも珍しくありません。

自己分析や情報収集を始めることも必要ですが、並行して選考への参加も求められます。

書類選考や面接を通じて採用担当者や就活エージェントからフィードバックをもらえる場合は、積極的に意見を聞き入れ、就活の質を向上させましょう。

なお、時間がないからといって特定の業界や職種ばかりに着目せず、幅広い企業に目を向け、選択肢を狭めすぎないようにしてください。

STEP

大学4年生の夏

大学院入試や公務員試験などが落ち着き始める大学4年生の夏から就活を始めるときは、新卒採用を継続している企業に焦点をあてましょう

春期に新卒採用を修了する企業もありますが、新卒採用で通年採用を導入していたり、春採用で充足しなかったりする企業は夏以降も新卒採用を継続しています。

とくに、中小企業やベンチャー企業では、夏期に採用活動を本格化させるケースも少なくありません。

夏期以降も採用活動を続けている企業をピックアップして就活を進めることで、大学4年生の夏から就活を始める方も理想の職場を探せます。

なお、夏前から就活を始めており、この時期にまだ内定がない場合は、精神面をケアしつつ、就活の進め方を見直してみてください。

STEP

大学4年生の秋から卒業直前

大学4年生の秋から卒業直前にかけて就活を始める場合は、行動量だけでなく就活の質も重要です。

この時期は、多くの企業で新卒採用が終盤を迎えます。

一方で、欠員補充や追加募集として採用を継続する企業も存在します。

募集人数は限られますが、内定につながるチャンスは残っているため、ひとつひとつの可能性を逃さないことが求められます。

具体的には、求人情報を効率的に集め、応募のスピードを上げることを意識しましょう。

また、既卒可・新卒枠の求人を視野に入れ、応募条件を柔軟に捉えるようにしてください。

大学4年生の秋から卒業直前は、短期間で内定を獲得できることもあるため、情報収集と行動を同時に進めることで、納得感を重視した意思決定を意識しましょう。

STEP

卒業後

卒業後でも、新卒採用枠や既卒向け採用を活用することでチャンスはあります

多くの大手企業の新卒採用は終了しているため、選考の数は相対的に少なくなります。

一方で、既卒可・第二新卒枠など別の採用区分が現実的な選択肢になるでしょう。

卒業後に就活を始める場合は、職歴の有無よりも、これまでの経験や今後の意欲を整理して伝えることを意識してください。

また、就活支援サービスや求人サイトを活用し、情報量の確保を徹底しましょう。

長期的な視点でキャリアを考え、焦らず行動を続けることで、理想的なキャリアへの第一歩を踏み出せます。

今の時期から巻き返したい方!
あなたの状況に合った進め方で、内定まで最短ルートを描きませんか

内定獲得までの流れを解説するセクションに関連したイメージ。就活に出遅れた場合の具体的なステップを紹介。

就活の遅れを取り戻すためには、内定獲得までにやるべきことを整理する必要があります。

ここからは、内定獲得までの流れを8つのステップにわけて紹介します。

就活に出遅れた方のために、効率的に進める方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

情報収集

| 就活を始めるためにやるべきことは、情報収集です。

業界や職種の概要だけでなく、新卒採用のスケジュールや選考フローも確認することが大切です。
就活全体の動向を理解することで、無駄な焦りや誤った判断を避けやすくなります。

さらに、仕事内容や働き方、企業の価値観なども調べておきましょう。
企業選びに必要な材料を集めることで、自分に合わない企業を無理に志望するリスクを下げられます。

効率よく情報を集めるには、あらかじめ必要な項目を整理することが効果的です。
そのうえで、就活サイトや企業の公式サイトを目的別に使い分けると、情報収集がスムーズになります。

また、OB・OG訪問やリクルーター面談など、一次情報を優先することも重要です。

OB・OGやリクルーター面談について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

自己分析

| 情報収集と並行して、自己分析も進めましょう。

就活に出遅れてしまい、焦った学生がやってしまいがちな行動のひとつがあります。
それは、自己分析をせずにエントリーしたり、選考を受けたりしてしまうことです。

就活生の中には、自己分析するのが手間だと感じる方もいるかもしれません。
しかし、そのまま就活を進めるのは危険です。

自己理解が浅い状態で就活を進めると、選考通過率が下がる可能性があります。
さらに、入社後のミスマッチにつながるおそれもあります。

そこで、自分が何を大切にして働きたいのかを言語化してみましょう。
企業選びの基準が定まり、ミスマッチを減らしやすくなります。

なお、就活における自己分析は「自己理解」そのものが目的ではありません。
企業選びやES、面接で使える材料を準備することが本質です。

自己分析の目的を明確にして進めることが重要です。
仕事でどう活かせるかまで意識すると、質の高い自己分析につながります。

自己分析結果を活かした業界研究のコツなどを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

求人探し

| 情報収集したり、自己分析したりした後は、いよいよ求人探しがはじまります。

求人探しは、就活を「考える段階」から「動く段階」へ進めるプロセスです。

事前準備により集めた材料をもとに実際の求人情報をチェックすることで、就活が現実的なものとして捉えられるようになります。

また、さまざまな条件や仕事内容を比較する中で、自分なりの判断基準を育てられるでしょう。

効率的に求人探しを進めたい方には、求人サイトなどの就活支援ツールがおすすめです。

就活支援ツールなどを使って求人を探すときは、自己分析により明確にした仕事への価値観に結びつく求人項目を重点的にチェックしたり、検索条件を細かく設定したりしましょう。

一人で進めるのが不安な方!
自己分析から求人探しまで、トータルでサポートを受けられます。

エントリー

| 興味がある求人が見つかったら、エントリーしてみましょう。

どれだけ企業に興味があっても、エントリーしなければ選考には進めません。

自己分析や企業・業界研究は、エントリーシートや応募情報に落とし込むことで、はじめて役立つ内容なのかがわかります。

エントリーにおいて意識すべきことは、実際に応募する求人の数です。

全国求人情報協会によると、大学生のプレエントリー(資料・採用情報の請求)数の平均は、14.8社でした。

数を闇雲に増やすことよりも、質とスピードのバランスを取ることで、質の高い就活を実現できます。

また、「第一志望群」や「練習・比較用」、「視野を広げる枠」というように志望度ごとにすることで、戦略的に就活を進められるようにしましょう。

書類選考

| エントリーが済み次第、書類選考の準備を始めてください。

書類選考は、企業が就活生を初めて評価する重要なステップです。

限られた時間と人員で選考を進めるために、履歴書などの応募書類を通じてキルや経験だけでなく、基本的な適性を評価しています。

効率的に書類選考の準備を進めるためには、テンプレートや生成AIなどを有効活用してみましょう。

また、就活エージェントやキャリアセンターの職員からフィードバックを受けることもおすすめです。

就活エージェントやキャリアセンターについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

適性検査

| 企業によっては、新卒採用で適性検査を導入していることがあります。

適性検査は、書類や面接だけでは判断しにくい就活生の資質を客観的に把握する選考です。

具体的には、言語力や非言語力などの基礎能力を測定します。

効率的に適性検査の準備を進めるためには、志望している企業の出題傾向を把握しつつ、問題集や模擬試験などを通じて確実に解ける問題を増やしましょう。

自分の適性を調べるツールのひとつである「MBTI」について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

面接

| 適性検査に合格すると、面接が始まります。

面接は、書類や適性検査では分からない人となりを確認するための選考です。

仕事は人と関わる場面が多いため、円滑にコミュニケーションが取れるかが重視されます。

また、書類選考や適性検査の結果と相違がないかを確認する場としても活用されます。

面接準備を効率的に進めるためには、単によく聞かれる質問の回答を暗記するだけでなく、自分の軸に関わる共通部分を用意し、企業ごとに必要なポイントのみを付け加えましょう。

また、一社ずつ完璧に対策するより、複数社を並行して受ける方が効率的です。

面接のコツを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

内定

| 全ての選考が終わり、企業が採用したいと判断すると、内定を獲得できます。

具体的には、電話やメール等で内定通知が届いた後、内定通知書や労働条件通知書を作成・提出します。

基本的には求人票の内容どおりに採用条件が決められますが、交渉次第では待遇がよくなる場合があります。

また、内定承諾に必要な書類は提出期限が決められていることもあるため、必ず詳細を確認しましょう。

内定獲得後の流れを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ぐーの手をした男性
オッケーの手をした女性

今回は、就活に出遅れた人へ向け、時期別の対処法や内定獲得までの流れなどを解説しました。

就活に出遅れていると感じたとしても、決して諦める必要はありません。

時期に応じた対処法を講じることで、内定獲得の可能性は十分に広がります。

就活において重要なことは、現状を受け入れ、自己分析と準備を怠らず、行動し続けることです。

現状にあわせた行動により、就活を成功させましょう!

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また、さまざまな求人情報を取り扱っているため、多様な選択肢の中から自分に合った職場を選べます。

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男性と女性

今回は、就活に出遅れた人へ向け、時期別の対処法や内定獲得までの流れなどを解説しました。

就活に出遅れていると感じたとしても、決して諦める必要はありません。

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就活において重要なことは、現状を受け入れ、自己分析と準備を怠らず、行動し続けることです。

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