

6月以降も就活を続けているけれど、まだ内定を獲得できていない。



一度内定をもらったものの、自分に合わないと感じて就活をやり直したい。



公務員試験や教員採用試験が終わってから、民間企業も検討したい。
このような状況の学生にとって、秋採用は大きなチャンスです。
新卒採用というと3〜6月頃の選考をイメージする人が多いかもしれませんが、実際には9〜11月にかけて秋採用を実施する企業も少なくありません。
秋採用は春採用と比較して応募者数が少なくなる傾向があるため、戦略的に動けば内定獲得の可能性を高められます。
そこで、本記事では新卒の秋採用の特徴や秋採用を実施している企業の探し方、秋採用で内定を勝ち取るための戦略について解説します。
この記事を参考に、自分に合った企業を見つけ、納得できる内定獲得を目指しましょう。


新卒の秋採用とは?


新卒の秋採用とは、主に9月〜11月頃に実施される新卒向けの採用活動のことです。
春採用と秋採用の主な違いは、以下のとおりです。
| 項目 | 春採用 | 秋採用 |
| 採用時期 | 主に3〜6月頃に実施される | 主に9〜11月頃に実施される |
| 募集企業数 | 非常に多く、幅広い業界・企業が参加する | 春採用より少ないが、大手企業の追加募集や通年採用企業の求人がある |
| 募集人数 | 多くの企業が計画人数をまとめて採用する | 欠員補充や追加採用が中心で、募集人数は比較的少ない傾向がある |
| 応募者数 | 就活生が集中するため応募者数が多い | 春採用より応募者数が少ない傾向にある |
| 競争率 | 応募者が多く競争が激しくなりやすい | 求人数は少ないものの、応募者も減るため競争率が下がる場合がある |
| 選考期間 | エントリーから内定まで数か月かかることが多い | 短期間で選考が進み、早期に結果が出るケースが多い |
| 面接回数 | 3〜5回程度実施されることが一般的 | 面接回数を減らして実施する企業もある |
| 採用目的 | 新卒採用のメイン募集として実施される | 採用枠の補充や追加採用、優秀な人材の確保を目的に実施される |
| 応募する学生層 | 就活を本格的に進める学生全般 | 内定未獲得者、就活をやり直したい学生、公務員・教員試験受験者などが中心 |
| 企業側の採用意欲 | 計画的に採用を進める企業が多い | 人員確保を急ぐ企業もあり、採用意欲が高い場合がある |
一般的な新卒採用は3月以下のようなスケジュールにより、6月頃までに多くの企業が内定を出します。
新卒採用の主なスケジュール
- 広報活動開始:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 採用選考活動開始 :卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日:卒業・修了年度の10月1日以降
しかし、すべての企業がスケジュールどおりに新卒採用を終えるわけではありません。
実際、株式会社リクルートによると、2026年卒の内、就活のピークである6月1日に内定を獲得している学生は81.6%と高い割合になっていますが、12月1日には94.8%まで伸びていることからも、夏や秋での内定獲得が期待できることがわかります。
では、なぜ企業は就活ピーク時期である3〜6月だけではなく、秋にも採用活動を続けている企業があるのでしょうか。
新卒の秋採用を実施している企業には、以下のような特徴があります。
新卒の秋採用を実施している企業の具体例
- 春に採用枠が埋まらなかった大手
- 通年採用のIT・ベンチャー
- 公務員・教員試験との併願層を狙う企業
- 事業拡大や新規プロジェクトに伴い採用を強化している企業
- 多様な人材を確保したい企業
春に採用枠が埋まらなかった大手
春に予定していた採用人数を確保できなかった大手企業は、秋採用を実施する代表的な企業のひとつです。
春採用では内定を出していても、内定辞退者の発生や採用計画の見直しによって欠員が生じることがあります。
とくに、大手企業は事業規模が大きく継続的に人材を必要としているため、新卒の採用枠を多く設けていることがあります。
そのため、秋以降に追加募集し、必要な人材を確保しています。
通年採用のIT・ベンチャー
通年採用を導入しているIT企業やベンチャー企業も、秋採用で積極的に学生を募集している企業のひとつです。
通年採用を導入しているIT企業やベンチャー企業は採用時期を限定せず、優秀な人材と出会ったタイミングで採用を進めています。
また、春採用に参加していなかった学生や就活をやり直したい学生にも門戸を開いているため、秋でも応募しやすい環境が整っています。
公務員・教員試験との併願層を狙う企業
公務員試験や教員採用試験を受験した学生を取り込みたい企業も、秋採用を実施することがあります。
公務員試験や教員採用試験は夏から秋にかけて結果が判明するため、進路を再検討する学生が一定数存在します。
責任感や継続力を持つ人材は新卒採用で評価されやすいため、民間就職へ切り替える学生を対象に採用活動を強化する企業も少なくありません。
事業拡大や新規プロジェクトに伴い採用を強化している企業
事業拡大や新規プロジェクトの立ち上げによって人員需要が高まった企業も、秋採用を導入していることがあります。
当初の採用計画では十分だったとしても、業績好調や新たな事業展開によって追加の人材確保が必要になることは少なくありません。
その結果、秋以降に募集枠を増やし、成長を支える人材の採用を進める企業が見受けられます。
多様な人材を確保したい企業
多様な経験や価値観を持つ学生を採用したい企業も、秋採用に力を入れる傾向があります。
春採用だけでは出会えなかった学生の中には、留学や研究活動、公務員試験の準備などに取り組んでいた人材も含まれます。
そのため、採用時期を分散させることで幅広い学生との接点を増やし、組織の活性化につながる人材を確保しようとしている企業も少なくありません。
新卒の秋採用を実施している企業の探し方【6つ】


秋採用を成功させるためには、効率よく企業情報を集めることが求められます。
ここからは、新卒の秋採用を実施している企業の探し方を6つ紹介します。
就活エージェントの秋採用特集を活用する
| 秋採用を実施している企業を効率よく探したい方は、就活エージェントの秋採用特集を活用してみてください。
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就活エージェントとは、就活中の学生に対して求人紹介や選考対策などのサポートを提供するサービスです。
就活エージェントでは、秋採用や追加募集を実施している企業の求人をまとめて紹介しており、一般には公開されていない非公開求人を扱っていることもあります。
さらに、自分で企業を探す手間を減らせるだけでなく、応募書類の添削や面接対策などのサポートも受けられます。
まずは複数のエージェントに登録し、希望する業界や職種を伝えたうえで求人を紹介してもらいましょう。
秋採用を実施している企業を含めた新卒採用の求人を多数取り扱っているサービスをお探しの方は、新卒採用に特化した求人サイト「リクスタ」をご利用ください。
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大学のキャリアセンターに相談する
| 秋採用の情報収集を進めたい方は、大学のキャリアセンターにも相談してみましょう。
キャリアセンターには企業から直接届く求人情報が集まっており、就職サイトには掲載されていない求人を紹介してもらえることもあります。
さらに、大学独自の求人に応募できるだけでなく、履歴書添削や模擬面接などの支援を受けられることも大きなメリットです。
就活がピークになる2〜6月などは大学のキャリアセンターを利用するために予約が必要なこともあるため、早めに相談日を確保してください。
また、有益な情報を収集するために、現在の就活状況や希望条件を具体的に伝えられるようにしましょう。
キャリアセンターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


逆求人・スカウト型サービスを利用する
| 秋採用の企業と出会う機会を増やしたい方は、逆求人・スカウト型サービスへ登録しましょう。
逆求人・スカウト型サービスは、学生がプロフィールを登録することで、その内容に興味を持った企業から直接オファーが届くサービスです。
逆求人・スカウト型サービスを利用すると、自分では見つけられなかった企業と出会える機会が広がります。
さらに、企業によっては選考の一部が免除されることもあります。
逆求人・スカウト型サービスを利用するときは、登録時に記載する自己PRや学生時代に力を入れたことを具体的に記載しましょう。
また、プロフィールは就活の状況に応じて定期的に更新してください。
企業の採用ページを定期的にチェックする
| 秋採用へ応募したい企業が決まっている場合は、企業の採用ページを定期的にチェックするようにしましょう。
企業によっては求人サイトを利用せず、自社の採用ページのみで秋採用や追加募集の情報を公開していることがあります。
また、企業の採用ページを通じて募集開始のタイミングをいち早く把握できるため、応募機会を逃しにくくなります。
気になる企業はブックマークしておき、週に数回は採用情報や募集要項を確認する習慣をつけましょう。
合同企業説明会や就職イベントに参加する
| 秋採用を実施している企業をまとめて探したい方は、合同企業説明会や就職イベントに参加してみてください。
合同企業説明会や就職イベントには採用活動を継続している企業が集まっています
そのため、短時間で複数社の情報を収集できるでしょう。
さらに、採用担当者と直接話せる機会も設けられており、企業の雰囲気や求める人物像を具体的に把握できます。
合同企業説明会や就職イベントに参加するときは、事前に参加企業を確認しましょう。
また、興味のある企業には積極的に質問するためにも、事前にどのような情報を集めたいかをリストアップしておきましょう。
SNSや採用広報アカウントをチェックする
| 秋採用の最新情報を逃したくない方は、企業のSNSや採用広報アカウントをチェックしましょう。
近年は採用サイトだけでなく、SNSを通じて説明会情報や募集開始のお知らせを発信する企業が増えています。
とくに、IT企業やベンチャー企業ではSNSを活用した採用広報が活発であり、最新情報を素早く入手できます。
志望企業や興味のある業界のアカウントをフォローし、通知設定を活用しながら定期的に情報をチェックしましょう。
SNSを活用した就活の進め方について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


新卒の秋採用で内定を獲得するための戦略【STEP6】


秋採用は春採用と比べて募集期間が短く、企業側も早期に採用活動を終えたいと考えていることも少なくありません。
そのため、やみくもに応募するのではなく、効率よく企業を探しながら選考対策を進めることが求められます。
ここからは、新卒の秋採用で内定を獲得するための戦略を6つのステップにわけて紹介します。
スケジュールを明確にする
| 秋採用で内定獲得を目指すためには、就活のスケジュールを明確にしましょう。
秋採用は春採用と比べて募集期間や選考期間が短く、短期間で内定まで進む企業も少なくありません。
計画を立てずに行動すると応募期限を逃したり、選考対策が間に合わなくなったりする恐れがあります。
応募締切日や説明会の日程、面接予定日などを一覧化し、優先順位を決めながら活動を進めましょう。
また、就活をどのように進めればいいかお悩みの方は、就活エージェントやキャリアセンターの職員に相談してみてください。
秋採用での就活で意識するべきことについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


これまでの活動を振り返る
| 秋採用による内定獲得のロードマップが描けたら、改めてこれまでの就活を振り返ってみてください。
過去に不採用になった理由や出遅れてしまった要因を分析せずに同じ方法で就活を続けてしまうと、秋採用でも同様の結果になる恐れがあります。
秋採用は、春採用で得た経験を活かせる貴重な機会です。
自己分析や企業研究、面接対応などを見直し、自分の課題を整理したうえで次の選考に臨みましょう。
秋採用を実施している企業を探す
| これまでの就活を振り返り、秋採用への準備が整ったら、秋採用を実施している企業を積極的に探しましょう。
秋採用では募集企業数が春採用より少なくなるため、情報収集のスピードが結果を左右する傾向があります。
応募先の選択肢が少ない状態ではチャンスを逃しやすく、自分に合う企業と出会える機会も低くなってしまいます。
就活エージェントや逆求人サービス、大学のキャリアセンターなどを活用しながら幅広く求人情報を収集しましょう。
応募書類と自己PRをブラッシュアップする
| 秋採用を実施している企業へ応募する前に、応募書類と自己PRをブラッシュアップしましょう。
秋採用では選考期間が短い分、エントリーシートや面接での第一印象がこれまで以上に重要になります。
内容が抽象的だったり、企業との接点がわかりにくかったりすると、他の応募者との差別化が難しくなります。
企業ごとに志望動機を調整し、学生時代に力を入れたことや強みを具体的なエピソードとともに伝えられるよう準備しましょう。
複数企業へ並行して応募する
| 秋採用では応募する企業を一社に絞らず、複数の企業へ並行して応募しましょう。
春採用と比較すると募集人数が少ない企業も多く、選考結果によっては次の応募先を探す時間が限られることがあります。
応募先を分散させることで内定獲得の可能性を高められるだけでなく、面接経験を積みながら選考力を向上させられます。
業界や職種の幅を広げながら複数社へ応募し、選択肢を確保した状態で就活を進めましょう。
選考対策の精度を高める
| 秋採用で内定を勝ち取るためには、選考対策の精度を高めましょう。
秋採用では短期間で選考が進むことが多く、企業側も限られた面接回数の中で学生を見極めようとしています。
準備不足のまま面接に臨むと、自分の魅力や志望意欲を十分に伝えられないまま選考が終了してしまうかもしれません。
想定質問への回答を整理するとともに、模擬面接やフィードバックを活用しながら実践的な対策を重ねましょう。
新卒の秋採用で内定を獲得した後にやるべきこと【5つ】


秋採用は、内定獲得から入社するまでの期間が春採用よりも短くなります。
そのため、内定獲得後にどのように行動するかが入社後の活躍に大きく影響します。
そこで、ここからは新卒の秋採用で内定を獲得した後にやるべきことを5つ紹介します。
労働条件や雇用条件を改めて確認する
| 新卒の秋採用で内定を獲得した後は、労働条件や雇用条件を改めて確認しましょう。
内定が決まると安心してしまうこともありますが、給与や勤務地、勤務時間、福利厚生などの条件を十分に理解しないまま入社を決めると、入社後のミスマッチにつながる恐れがあります。
内定通知書や労働条件通知書を確認し、不明な点があれば採用担当者へ質問したうえで納得してから内定承諾しましょう。
本当に入社したい企業か見極める
| 新卒の秋採用で内定を獲得した後は、その企業が本当に自分に合っているか見極めましょう。
秋採用では「まずは内定を確保したい」という気持ちが強くなりやすい傾向があります。
そのため、企業選びの軸よりも内定の有無を優先してしまうことも少なくありません。
仕事内容や企業文化、キャリアパスなどを改めて整理し、数年後の自分をイメージしながら入社の意思を判断しましょう。
内定を承諾するべきかどうかの判断軸について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


就活を続けるか判断する
| 新卒の秋採用で内定を獲得した後は、就活を続けるべきか冷静に判断しましょう。
第一志望の企業から内定を得られた場合は就活を終了する選択肢がありますが、志望度が高くない企業は他社の選考を継続することも考えられます。
内定承諾期限や今後の選考スケジュールを確認しながら、自分が納得できる進路を選択しましょう。
入社に向けてスキルアップを進める
| 入社後に良いスタートを切るためにも、内定後から入社までの期間にスキルアップを進めましょう。
企業によっては内定者向けの研修や課題が用意されており、入社前から業界知識や基礎スキルの習得を求められることがあります。
業界研究を深めたり、ビジネスマナーを学んだりするなど、社会人生活を見据えた準備を少しずつ進めておくと入社後にも安心できます。
卒業まで気を抜かず学業に取り組む
| 内定を獲得した後も、卒業まで気を抜かず学業に取り組みましょう。
就活が終わると、安心感から授業への出席や課題提出がおろそかになることがあります。
しかし、単位不足によって卒業できなくなると入社に影響する恐れがあります。
残りの学生生活を有意義に過ごしながら、卒業要件の確認や研究活動への取り組みを継続しましょう。


ーまとめー
秋採用で内定を獲得しよう!


今回は、新卒の秋採用の特徴や秋採用を実施している企業の探し方、秋採用で内定を勝ち取るための戦略について解説しました。
新卒の秋採用は、春採用で内定を獲得できなかった学生だけでなく、就活をやり直したい学生や進路変更を考えている学生にとって大きなチャンスです。
就活エージェントや大学のキャリアセンター、逆求人・スカウト型サービスなどを組み合わせることで、効率的に秋採用の求人を探してみてください!
また、秋採用の悩みを就活のプロに相談したい方には、新卒採用に特化した求人サイト「リクスタ」がおすすめです。
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さらに、就活支援実績が豊富なアドバイザーが就活生をサポートしてくれるため、スムーズに就活を進められます。
「リクスタ」を活用し、秋採用での内定獲得を目指しましょう!
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まとめ
秋採用で内定を獲得しよう!


今回は、新卒の秋採用の特徴や秋採用を実施している企業の探し方、秋採用で内定を勝ち取るための戦略について解説しました。
新卒の秋採用は、春採用で内定を獲得できなかった学生だけでなく、就活をやり直したい学生や進路変更を考えている学生にとって大きなチャンスです。
就活エージェントや大学のキャリアセンター、逆求人・スカウト型サービスなどを組み合わせることで、効率的に秋採用の求人を探してみてください!
また、秋採用の悩みを就活のプロに相談したい方には、新卒採用に特化した求人サイト「リクスタ」がおすすめです。
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